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精進料理教室/番外編 

 

3か月に1度のお楽しみ、
マクロビ教室の精進懐石クラスが、
留学される先生のご都合でお休みになったので、
「では、その分は課外授業にしましょう」ということで、
テーブルマナー&お料理&お皿拝見に、クラスごと遠征。

・・・それも、大きく出たよ。
一生ご縁がないと思っていた「辻留」だよ!
マクロじゃないけど、一流を知ることは大事、ということで。

家族に悪いな~と思いつつ、
私のこういう経験が、
うちの食のレベルを上げるんだわ!と、言い訳考えて参戦。
いえ、別に反対されてないんですけどね、小心者。

掛け軸お花

わかんないけど、素敵。拝見。

向付カレイ椀盛 鱧

真子鰈のお刺身、お椀は鱧。
イキイキ、きらきら、。
鱧って、ほんとうにおいしいんですね。
子ども時代を京都で過ごした夫が言ってたけど、私は今回初めて思いました。
(だって昨今、東京でおいしい鱧食べられる贅沢なんて、なかなか)

進肴 じゅんさい山椒豆腐炊合海老飛竜頭

山椒豆腐はじゅんさいのおつゆに入ってました。
このじゅんさいのおいしさ、思い出しただけで、涙。
ハリがあってしこしこ、つるネバ具合も麗しく。

海老飛竜頭は、
誤解を恐れず言えば、家庭的なあったかな味でした。
もちろん上等なプロの技術があって、
お味もこの上なく、上品なのですが、
名前もある、生活もある「誰かの手」が、
「誰かのため」に、作ったお味なのです。

顔は見えなくても、
作った方のお人柄が感じられるというのでしょうか。

焼物福子(スズキ)小林東五作

福子(ふっこ)という縁起の良い名前のお魚の焼物。
スズキの小さい頃の名前だそうです。
生まれ育ちが良いおさかななんだわね。
健康でふくよかな波動をいただくヨロコビ、細胞にしみこむしみこむ。
「花」のお皿は、小林東五作。

酢物鮑胡瓜生麩赤出し青豆御飯

酢の物、鮑入り。胡瓜もうますぎる。
私が今まで食べた(数少ない経験)鮑はなんだったんだろう、という素敵なお味。
赤だしの中に入っていた生麩の触感は、赤ちゃんのほっぺみたい。
そこに針のような茗荷がシャキッと。お出しは主張せず、上品。
旬の豆御飯とお漬物で〆。
ごぼうの味噌漬けがすばらしく滋味深くて、感激しながら食す。

よひらきんとん薄茶

この季節ならではの紫陽花のお菓子。
赤坂塩野の「よひらきんとん」。
雨粒を模した宝石みたいな輝きの小さな寒天が、プロの仕事。

どれもこれも、派手さは一切なく、
ただ正直に丁寧に丁寧に作られていました。
こちらを緊張させるものはないのに、
手を抜いたところはひとつもないんです。
いやー、本当に良い経験をしました。

動物性や砂糖が入りましたが、身体が嫌がらないのです。
私の身体はメンドクサイ身体で、違和感あるとすぐ反応しちゃうんですが、。
もちろん材料の良さもあるのでしょうが、
人の手と意識が、食べ物の波動を微細にしているんだと思います。
豪華とか高級とは別の、
ほんとうの「たべもの」の、美しさと力を見た気がします。

なにより、おいくつなのだろう、
女将さんの着物姿のシャッキリさ加減に、
ただただ背筋が伸びたことでした。

合掌
ごちそうさまでした。




category: 暮らしまわり

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ゴールデンウイーク中の金継ぎ 

 

新緑が目に嬉しい、一番気持ちの良い季節ですね。

ゴールデンウィークは、
特に何処にも行かなかったのですが、
たまっていた仕事を少しだけ整理できて、日頃の滞りを修正できました。
太陽の日差しが、お掃除の味方をしてくれるんですよね、この季節。

急須蓋錆漆

金継ぎ品は一段落していて、
ゴールデンウィーク中はこの2点を。
錆漆(さびうるし)を入れました。

さびは、砥粉と生漆の割合に気をつかいます。
温度湿度を考慮し、
目の前の器に聞きながら割合を調整します。

ご依頼品の急須の蓋は、
とても素敵な逸話のあるお品です。
お客さまの大切な物語に関わらせていただけるのは、
職人冥利につきます。


   ***



急がば回れ。
のんびりを楽しむ。
ていねいは贅沢。


せっかちの私に、
金継ぎの器たちは、いろんなことを教えてくれます。


贅沢なほっこり時間、
一緒に楽しみませんか。
金継ぎレッスンのご用命はコチラから。







category: 金継ぎ品

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