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風格の大皿、春がきたので直し始めました 

 



あっという間に桜の季節ですね。

お寺の

特大のお皿に取り掛かりました。
40センチ近くあるだろうか。。。
大きさも重量も、片手では対応できず。
両手で抱えるようにし持っても、腕にズッシリくる。

生徒さんの家(お寺さん)の
蔵に眠っていたという、素晴らしい大皿。
その昔、檀家さんが集まり、
大盛の煮物やなにやかや、盛りつけたのでしょうか。

もうほんとうに、風格のあるお皿で、
触らせていただくのがありがたい気持ち。
金継ぎ師冥利ってやつです。

2018青山外苑桜

冬に預かったのですが、
あまりに大きすぎて、
私がふだん「室」として使っている
ケースにはまったく納まらないので、
湿気と温度が上がる季節まで待っていたというわけ。

お寺の特大皿

さてさて。
ゆっくりじっくり繕いますので、
お待ちくださいね。

*現在ネットからの金継ぎ修繕のご依頼は受けておりません。
申し訳ございません。

category: 金継ぎ品

thread: 和風、和物、日本の伝統 - janre: 趣味・実用

tag: #器修繕  #金継ぎ  #アンティーク  #金繕い  #金継ぎ#器修繕  #金繕い#アンティーク  #金継ぎ 
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久々に依頼品ラッシュ  

 



漆のご機嫌も麗しく、
温んできた春、
大物のご依頼品と格闘。

IMG_6812.jpg

お寺の蔵から出てきたという、
年代を感じる土物の分厚い大皿や、
ワークショップで終わらなかった
生徒さんの伊万里の真っ二つの大皿、
そして
いつものアンティークショップからの
派手に割れた渋いお茶碗など。

今日は、
お茶碗と伊万里が、
しっかりくっついたようなので、
はみ出た接着漆のお掃除をして、
大穴を埋める作業に。

刻苧(こくそ)という、
自然素材のパテを入れ込んでいきます。
材料は、
小麦粉を練ったモノ、
生漆、そして木の粉。

良く練ると、
紙粘土を思わせる
強力なパテができます。

IMG_6800.jpg

これで、
湿気と温度ある場所で硬化させる。

IMG_6802.jpg

数日から1週間ほどして
パテがしっかり硬化したら、お掃除。
その後は、
細い隙間の穴に、
錆漆(砥の粉と生漆練り)を入れて埋めます。

時と場合によっては、
蒔絵のように、
漆で線を描いて、
炭の粉を蒔いて埋めることも。

IMG_6818.jpg

なにしろ手間はかかりますが、
無心に手を動かすのが、ホントに楽しいのです。
少しずつ、修復していくのも。

ああ、やばい。
またこんなに時間が。。。笑


*現在、ネットからの金継ぎ修繕受付はしておりません。
申し訳ございません。



category: 金継ぎ品

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2018春前の金継ぎクラス周りの風景 

 


現在カルチャーセンターでの
金継ぎクラスは、相模原古淵イオン(第2日曜)、
武蔵境イトーヨーカドーセブンカルチャー(第1日曜)
練馬ひばりヶ丘Parcoセブンカルチャー(第4火曜)の3店舗。
武蔵境とひばりヶ丘は2クラスです。

*クラス空き状況は、
それぞれのカルチャーセンターへお願いします。


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ほんとうの漆は、温度と湿度がないと、硬化しません。
(一般に20度以上80%程度がベストとされています)


カルチャーセンターは
ひと月に一度のクラスのため、
「室」として使っているケース内の
温度湿度の細かい管理ができません。
これは、本漆を使うクラスとしては
かなり厳しい条件なのですが、長年かけて工夫してきました。

境

真冬の乾燥がひどい時期は、
1つ2つ硬化の悪いものが出ることがあり、
ご迷惑をかけることもあります。
そんな場合は、「入院」と称して、
私の工房で、工程を進めていきます。

本漆のご機嫌を取りながらの
「ほんとうの金継ぎ」は、
生徒さんたちの「おおらかさ」に、
助けられなかったら、
ここまで続けられなかったかも。
ありがたいことです。


武蔵境クラスの
生徒さんの作業途中のお皿をパチリ。

境生徒さん2

しっかりした伊万里に長~いニュウ。(ヒビ)
傷として浅いので、
生漆をしっかり入れて、
接着防水して強化します。

生漆をたっぷり点々と置いて、
染み込む分を待って、余分をふき取ります。
金で継ぐのはもちろん素敵ですが、
いつでも金銀ばかりじゃ、
予算も見た目も、かわいくないし。笑
漆の飴色線が、
ステキな味になります。

境生徒さん

こちらは、生徒さんの工夫。
器生地の痛み防止に、
マスキングを勧めているのですが、
ビニールテープの真ん中に穴を。
なんか、、、、カワイイ。笑


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クラスは2時間なのですが、
13時からと15時半からの2クラス連続だと、
準備片付けを入れて、5時間立ちっぱなし。


・・・・というのを言い訳に、

確定申告も終わったことだし!と、
工房のある荻窪に道具を置いてから、
独り呑みに行きました。


荻窪お疲れ

荻窪おつかれ2

ここは、
友人や家族とは
行ったことがあるのだけど、
ひとりは初めて。
とっても美味しいのだけど、
ボリュームもすごくて、
癖にすると体重がヤバい感じです。


あっという間に、日にちが経つなあ、、。
もうすぐ春分。


生徒さんが、
どんどん上手くなっていて、
ビックリする。
丸粉を使う方も、出てきた。

私も、もう少し時間を取って技術を磨かねば。。

category: 雑記

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